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「施工」は「図面」が9割

 お家を建てるために、大工さんや職人さんの「腕」、いわゆる技術も大事ですが、非常に重要な役割を果たすものに「設計図」があります。僕はその役割を大事にしています。

まず「設計図」がないと理想のお家はできません。
お家づくりでの打合せでは、お客様と間取りから、窓や収納、コンセントの位置、壁紙の張替え、小上りの和室の高さ、耐震等級を満たすための柱や壁の配置などその他たくさん、、、とにかく細かく決めていきます。お家づくりの打合せで、決めることは多すぎるので、大工さんや職人さんに言葉ですべて伝えることはできないんです。

もし「設計図」がなければ、決めたことを一つずつ確認するか、お客様が立ち会ってその場で決めるしかありません。でもそんなこと出来ませんよね?実際に設計図がしっかりしていないばかりに現場でいちいち確認を多く求められた人や、打合せで希望してたことと違う家を建てられた人のお話も聞いてきました。

そういうことがないように、現場でお客様と一緒に決めた打合せどおりの家を作れるように、理想のマイホームを図や文字で表現したのが「設計図」なんです。

住宅会社によっては、設計図として平面図や配置図の数枚だけしか書かない場合もあります。省略してしまう理由は簡単で、設計図を作るには時間がかかるからなんです。

住宅会社は契約の前から間取りなどの提案で図面を書きます。僕たちは、打合わせをこなしながら一軒ごと設計図を自分たちで約20枚以上描きます。しっかり仕上げていくのは、手間も時間もかかるんです。でも、この設計図の完成度が、お客様お打合せで決めた理想のお家のイメージを現場の大工さんや職人さんに正確に伝える大切な情報なんです。

この設計図が、内容の間違いや、施工の手順のミス、正確な情報がないばっかりに結果的に手抜き工事になった、、、などの問題を最小限に抑えることができます。

なので、施工の完成度、性能や品質の完成度には、「正確で詳細な設計図」と「工事をする大工さん職人さん」と「現場を管理する住宅会社」が密にコミュニケーションをとることが不可欠だと思いますし、その結果、しっかりと最大限性能が発揮された理想のお家が完成すると思います。

また、お引渡しした後に調整やリフォームなど、何かあった場合にお家の「カルテ」のように詳細な設計図があるとお客様も住宅会社も安心なんです。

手間や時間が掛かることなので、住宅会社によって描く図面の種類や質や量は違いますが、僕は「設計図」をとても重要だと考えてます。

なので、「設計図」についてもお家づくりを進めるパートナーである住宅会社選びの際に、打合せの内容や回数、設計図や担当者のことなど、事前に確認することもおすすめします。

その肝心の「設計図」。打合せでしっかり思いをくみ取ってもらって「間取り」を決めて、いろいろ細かく自分仕様を確認して、理想のお家を完成させたいですよね。

次回はその「設計図」について大切なことをお伝えしようと思います。

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